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2009年12月27日日曜日

Brrrrrrr..... Good bye NY!

お寒うございます。2歳児のパパでございます。いよいよ最後の投稿です。

帰国直前にして、風邪をひいてしまいました。大学のHealth Centerに保険証を持って行ってまいりましたところ、冬休みとかで閉館でした。ついに数百ドル支払って入った大学の強制加入保険が生きると思ったのに、本当に役立たずです。インフルエンザのワクチンは打っているので、恐らく違うので、家帰ってパブロンを飲みました。

ともあれ、こちらは冬本番といった感じで、半パンTシャツという猛者もあまり見かけなくなってまいりました。しかし、ごく少数見かけるので、メリケンは只者ではないなと思わずにはいられません。


ロックフェラーセンターのツリー、頂点に輝くスワロフスキーも見とれている場合ではないくらい寒いです。

先週末、Elis島に観光に行こうと思ったのですが、雪だから欠航という理由で行けずじまい。
Liberty島のフェリー船もまた然り。.......自由の女神ならお台場にもあるから、ま、いいか。アメリカ滞在中に自由な人なら無数に見たし。


消防車だって、クリスマス前にはデコレーションされているし、なぜか角まで生えちゃっていますからね。
火事の現場には、角はrisk(危機)のうち危険のみを高め、まるでopportunityは産んでくれそうにないのではないかと感じてしまいますが、そんな退屈なことを言ったらこの国では叱られてしまうのかもしれません。


月曜から水曜の間に誰かに会えば『先週末はどう過ごしたんだい?Greatだったんだろう?』と聞き、木曜、金曜には『今週末はどう過ごす予定なんだい?Amagingなんだろう?』と聞く彼らにとって、クリスマスが楽しみでないはずがないのです。

Pfizer社のWorld Headquaterのビルも凝ったクリスマスの装飾で行き交う人の目を楽しませています。

UBSの本社はくるみ割り人形が並んでいます。

そうそう、おかげさまで今週の月曜日に秋学期の全日程を終えました。学校でTake home examを終え、emailの送信ボタンを押して私のStern交換留学は終了となりました。
私の探索能力が低いのか、毎日、昼と夜に「今日こそは、あっさりしていておいしいものが食べたいなぁ」と切望しながら、結局、pizzaかchicken over riceか、上の写真のようなsandwichという結末です。
日本に帰ったら鯛茶漬けを食べることにしよう。

こちらに来たときは、まだ暑く、大学前のWashington Square Parkの噴水で多くの人が涼んでいました。いまは、さすがに噴水で涼む人もいなくなりました。
うっすら感づき始めたのですが、NYUは2semester制をとっており、春学期と秋学期のみで構成されるのに対し、他のB-schoolでは3semester制、4semester制を採っているところもあるようで、これによって1 semesterあたりの長さも(そして授業料も)、決まってくるようです。

来年、交換留学を予定されている方で、できる限り長く授業を受けたい方は2semester制の学校を選ぶといいかもしれません。
2semester制だと、忙殺されるかというと、それは科目の選択と個々人のtime managementの問題なのかもしれません。東欧からの交換留学生のDavidは、ナイトクラブでもアルバイトをしていたし、木曜日夜にはリムジンナイトツアーを企画したり、やれハロウィンだ、感謝祭だ、クリスマスだ、誰かの誕生日だ、などといってダンスパーティーを企画したりで、今、メールをチェックしたら17通のパーティ予告メールを確認いたしました。
........それって、毎週ではないか。

先日、大学主催のFarewell Partyで遭遇したので、いつそんな時間が見つけられるか聞いてみました。彼曰く、母国の経営大学院は1年間のみだとかで、2年間分のカリキュラムが詰め込まれているからSternのカリキュラムは重たいとは思わない、とのことでした。
 
なるほどね。納得。
 
彼にTime managementの要諦を尋ねたところ、"寝なければいい"と言っていました。
参考になるような、まったく参考にならないようなご助言に感謝いたします。
 
見るからにPlay BoyなDavidには、母国で近所に住んでいてよく食事をする友人が居て名古屋で働いているとのことらしく、あだ名がPixyと言うらしい。結構、歳だけどね、などと言う。
.....それって、ひょっとしてストイコビッチって人じゃない?
と聞くと、なんで知っているんだ。お前も友達か?などという。若干、天然なのかもしれない。ストイコビッチと交流があるのだから、それなりの家柄なのかもしれないし、彼もサッカー選手だったのかもしれない。彼のFace Bookではビーチで美女と水遊びをしている様子が見てとれるので、彼は本国でもご多忙のご様子です。日本人が欧米人に抱くイメージそのものずばりの人生の謳歌しかたをDavidは体現しているようで、とても勉強になりました。
 
Sternの学生も、期末試験の最中もPartyを12時や2時までは楽しんで、それから帰宅して宿題を片付けたりするようなので、Party好きで自らを刺激的で多忙な生活に放り込みたいと思う方は、交換留学先にSternも候補に入れてみるといいと思います。
競争戦略のプレゼンで使うスーツ購入、布団購入、感謝祭(Black Friday)、クリスマスバーゲンのたびにお世話になったデパートMacy'sともさようならです。

高級デパートと聞いていたのに、65%offプラスMacy's cardをもっていたら15%off、さらに今日Macy's cardを作ればプラス10%offなどとレジの店員は言っていました。
それって、もう売らないで、あげちゃったらいいんじゃないんですか?などと思うとともに、ブランディングの担当はふざけているのだろうか、と思ったりもしましたが、店員が売り物の洋服を下に落として腰かけてマクドナルドのハンバーガーを食べていたり、そういうめちゃくちゃなところもあってMacy'sは常に驚きを与えてくれました。
そんな日々も終わりを告げようとしています。ついに明日、出国です。


さらば、NY!
 

2009年11月30日月曜日

Girls just wanna have fun

連投ごめんくださいませ。2歳児のパパでございます。
先週水曜日から昨日日曜日までThanks giving holidayで大学の授業が休みでありました。ついにこの時が来たか、と歓喜に体が震えたのですが、数々の宿題のdue dateが週明けに控えていたので渡航前はフロリダに行ったりしたいと思っていたのですが、そんな隙は1ミリもないことに気付いたのでありました。

とはいえ、Stern交換留学とNY生活のバランスを図るべく、Thanks giving day名物のMacy'sのThanks Giving Paradeなるものがマンハッタンで開かれたので、朝起きて歩いて物見遊山に行ってまいりました。

セントラルパークから34丁目のMacy'sまでバルーンや楽団、芸能人を乗せたパレードカー、馬車などが連なります。寝ぼけ眼で眺めていた私の度肝を抜いたのは、Cindy Lauperそのひとでした。
パレードカー上で元気にシャウトするその姿は、一世を風靡した80年代そのままで、ピンクに髪を染め、私の位置から確認できる限りモヒカンでありました。すでに56歳になったという彼女は、いまだに勢いを失っていないことを知り、後頭部を鈍器で殴られる衝撃を受けました。
小学生の時に初めて彼女のビデオクリップを見たときの衝撃を再度味わうとは思っておりませんでした。


キャラが突き抜けている彼女の登場の後では、他の有名人はまるで霞んでしまうのでありました。

おそらくご高名な方かと思いますが、お名前を存じ上げません。どなたですか?
同じく、お名前を存じ上げません。どなたですか?

よく存じ上げております。世界で最も有名なげっ歯類であります。
名前は存じ上げませんが、舞浜で見たことがあります。
NYはYankees 優勝パレードや、Halloweenパレードのような祭りが終わるたびに、見苦しい光景が広がります。米系エアラインの飛行機を降りるとき、機内もしばしばこうなっているのを見るにつけ、日本の教育はまだ終わっていないと感じるのは私だけでしょうか。

これは、Times Squareのトイザらスにおむつを大人買いに行ったときに 公開録画をしていたときの写真です。マリアァァァとLatinoたちが歓喜していた点、二人とも歯が真っ白な点、マイクを持ってカメラに語りかけていた点、以上3点を合わせると、きっと有名人なんだと思います。どなたでしょうか。
誰か教えてください。
世界の有名人をご存じの方は日々のNYライフがきっと楽しくなることとと思います。

Beats me............

ご無沙汰しております。2歳児のパパでございます。
前回、予告しました息抜きがてらの近況報告は、息抜きができなかったために現在に至ることをここに白状いたします。しかし、このままでは、11月は誰も投稿なしというブログ終焉にありがちないけないパターンを救うべく、私が僭越ながら立ち上がることにいたしました。


それにつけても、私は、どうしてこんなに暇なしなのか表題のとおりサッパリわからないのですが

  1. 私が選んだ科目が単にサディスティックだっただけか、
  2. 私のtime management能力が低かっただけか、
  3. Sternの科目が単に小生の能力の限界を超えていた

.......理由は、これらのいずれか、または、組み合わせれば見つかると思われます。


では、言いっぱなしは最も嫌われるので、嫌われないためにも検証してみたいと思います。


小生の中で最もサディスティックな科目は戦略系の科目で、Competitive strategy in the marketplaceという科目です。是非とも一端を紹介し、苦しみを分かち合っていただきたいと思う次第です。SternでBest professor賞を4回受賞した定評ある教授が教鞭を振るう授業です。


ハンドアウトとして478枚の戦略のレクチャースライドをまとめた本、副読本として教授の著書、受講生がグループプレゼンを行うケースをまとめたケースブックがこの科目の必須アイテムです。
1回90分の授業が毎週2回開講され、前半の14セッションで戦略論をひと通り学びます。陸軍士官学校のWest Pointでも今なお
カンナエの戦い(数で劣るハンニバル軍が、強敵ローマ軍を圧勝した歴史的決戦)を戦略の基礎として学ぶという理由のもと、紀元前の戦略から私たちは学び始め、1960年代のPIMS、SWOT分析、1970年代のAbernathy-Utterback理論、BCG matrix, 経験曲線、Value map、1980年代のPositioning論, RBV論といった定番理論を今日の競争環境に当てはめながら振り返り、Aakerのブランド理論、ゲーム理論を学んできました。


その後に、学生が3人から5人のグループで全11ケースをプレゼンすることになりますが、これが大変な曲者でありました。学生はまず、Board memberとして他グループのケースを経営者の立場から検証することが求られるのですが、事前に教授の教科書に掲載されている13章ごとにケース分析を定性分析と、Crystal ballでspreadsheet modelingを行って得られる感度分析の結果をふまえてレポートを作成して提出しなければなりません。



一方で、自分たちのプレゼン準備を行うのですが、25分間のプレゼンの時間配分のうち、どのように使うかを分単位で管理されており、場面設定はBoard memberに提案する担当者というものであるため、登場するcompetitorの経営数字、マーケットシェアをそらんじて言えることが前提で、プレゼンのマナーとして殆ど画面を見ずにリモコンを片手にBoard memberを見て語りかけることがルールと明記してあるとんでもないdemandingなものでありました。



そういえば、最中にHalloweenがあり、Halloween Paradeなるものがありました。自習室を脱走し、家族と大学近くまで見に行きましたが、小雨は大雨へと変わり、雨宿りに入った日本料理屋は実はChinese経営で、親子丼を頼んだのに見たことのないチャーハンが出てきたこともありましたっけ。
しばしの娯楽も神は許さないのかと、思った次第です。


若い人は知らないかもしれませんが、昔、NYにはマシュマロマンという悪い奴がいて、ビルをなぎ倒したりしました。1980年代のM.Porterが活躍したころの時代の話です。
マシュマロマンはGhostbustersという英雄たちによって消されましたが、月夜の晩にはS
ternの建物をマシュマロマンが持ち去って休講になってくれたら、どれほど素敵だろうかと願ったものでありました。



閑話休題。
準備期間中には、教授室を訪問して進捗報告を行い、上記のフレームワークを適切に用いているか、重要な経営数字をマークしているかを確認されます。

一方で、それ以外のケースについて誰が競争戦略上、勝利に値するかを問うWho deserves to winというレポートをAHP理論などを用いて決定するものが課されます。

私はElectrohome社というカナダのプロジェクターを販売して塩梅よく事業展開していた会社が、Sonyの北米進出によって市場から駆逐されそうな憂き目に遭うというトホホな会社の戦略をどうすべきか?というケースをプレゼンしました。これは、かつて最も売れたHBSのケースだったそうで、時代が1991年のものであるため、ケースも注意深く読めばBCGマトリックスや経験曲線、Value mapが描けるようなデータがちりばめられており、なるほど興味深いケースでありました。

ケースを常に持ち歩いていたおかげで、NEC,Sony,Barco,Electrohomeといった登場企業の国別、カテゴリー別の数量、金額シェアを経年で言えるようになったことは言うまでもありません。知識は荷物になりませんから、きっとKBS卒業後に役立つことでしょう。

現在は、イタリア出身の学生が熱く語ったDucatiのケースのBoard memberとしての質疑も終了し、残すは個人レポートのSecond midterm report 1つを来週残すのみとなりました。


感慨深いです。

とはいえ、私にはいまだに下記科目がongoingでありまして、終わりが全く見えません。

  1. Decision model: 
    Spreadsheet modelingの科目。solver, premium solverを用いてもうお腹いっぱい、というまで債権と株式のポートフォリオの最適化を行った後に、crystal ballを用いてNPVのValue at riskを先生、そろそろもういいのではないですか?というまで計算し続ける科目。レポートがあと2回、プレゼンが1回残っております。

  2. Marketing Research:
    Marketing Researchを行う活動や検索方法を学び、その後、1次情報や2次情報を統計処理するための統計処理を統計ソフトを用いて、もうお腹いっぱいといってもやりつづける科目。レポートがあと2回、takehome examが1回残っております。

  3. Multinational Business management:
    多国籍企業の戦略を議論する科目。最初の90分をレクチャーで、後半90分をケース分析を行います。レクチャーでは、Pankaj Ghemawat のCAGE理論を筆頭に著名なフレームワークを学び、妥当性をケースで検証するという構成ですが、授業のうまさと、ケースの選択に教授のセンスを感じずにはいられない秀逸な授業です。 今日のTake-awayとして授業最後にwrap-upも周到に準備されており、感心せずには居られません。
    グループでのケース分析レポートは、Appendixのdata tablesが大好物の学生が多いNYUのためでしょうか、当然のようにCFを計算しNPVを出し、定性分析に基づき、3つのシナリオに書き直して、お決まりのCrystal ballでValue at Riskを算出し、海外進出する国が当該国で妥当か、手段がexport(shipping, lisencing/franchising), alliance (non-equity, equity, Joint Venture), FDI(acquisition, greenfield)のうちどれが適切なのかを結論します。定性分析だけで提出する勇気ある学生グループはいないのですが、さりとて、定量分析を頑張ったからといってフレームワークを使っていないと評価されないという、とても学びの多い科目でありました。
    この授業は、個人レポート2つを終え、あとはtake home examを残すのみとなりました。

  4. Business Start-up practicum
    アントレ科目です。ひとことでいうと、ものすごく辛いです。泣きそうです。意味もなく英語で表現すると、In a nutshell, it nearly kills me.です。来月21日のプレゼンと25ページのレポートに加え、電話ミーティング好きなメンバーと夜な夜な電話ミーティングの日々が続きます。

次回は、小生のタイムマネジメントがまずいのか、他の学生はNY lifeを満喫できていないのか?を検証したいと思います。

2009年9月25日金曜日

After the first 3 weeks at NYU

2歳児のパパです。
日本ではシルバーウィークなる休暇があったそうですが、KBSのご学友の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、Sternでは秋学期が始まり3週間が過ぎました。
Semester毎に12単位以上、15単位以内を履修することが学生に要求されているので、1.5単位と3単位からなる科目を組み合わせて履修申請をします。

私の場合は、下記の5科目(#1-5)を履修し、1科目(#6)を聴講しています。


  1. Competitive strategy in marketplace(戦略)
  2. Multinational business management(戦略、多国籍企業経営)
  3. Business start up practicum(戦略、アントレ)
  4. Decision model(経営科学)
  5. Market research(マーケティング、統計)
  6. Valuation

いずれも定評のある教授の科目を登録したため、とても授業に満足しています。
すべての教授は、開講科目について学生評価を受けており、過去の評価がイントラネット上で公開されるため学生は履修前に当たり外れを事前に知ることができるのです。
特に#6のValuationはアスワス・ダモダラン教授という米Business Week誌で全米B-schoolのトップ12人の教授に選ばれた人気教授であるため、webで履修申請と同時に300人の定員は埋まっておりました。金融出身者の多いSternにあっては、金融市場で鍛えてきたの学生のクリックはただものではないようです。1秒たたぬうちにには私はキャンセル待ち84番目となったのでありました。



ダモダラン教授は複数のファイナンスの教科書を著していますし、邦訳も最近3分冊で出ていますので興味があれば、KBS図書館で眺めてみてください。
また、講義内容は
教授のHomepageで講義ppt、Handout、動画、音声ともにダウンロードできるように公開されていますし、過去にValuationで使われたSpreadsheetもダウンロードできるようになっているので、併せて参照してみてください。


この科目では、未公開企業、黒転が程遠いベンチャー企業、家族経営企業、多角化企業といった企業価値評価が難しい企業をどう試算するかを扱います。Valuationに関わる"迷信"、"誤解"として「Valuationには正解があるはず」、「難しいValuation方法を使えば企業価値評価の確度が上がる」、などを列挙し、ユーモアたっぷりに説明してくれます。
『多角化企業のValuationにおいて、各ビジネスユニットの成長率や資本コストをどう試算すべきか、事業価値評価の各プロセスでの小さな間違った前提が企業価値評価ともなると大きな違いとなって露見するのは、クリスピークリームドーナッツといえど小分けにすればカロリーが低くなると思っても、全部食べたらとんでもないカロリーになるのと同じだ』、といった調子です。


んー、たとえ話がアメリカ的ですよね。

一方、正式に履修申請している科目では、個人レポート、グループレポートの提出が始まっており、現在を小雨の状況に例えるならば、10月は暴風域に、11月には直撃することが最大の懸案事項となっております。
生を受けて以来、「ギリギリボーイ」、「Mr. Wait until the Last Minute」の名を欲しいままにしてきた私ですが、汚名を返上すべく、1ヶ月先の課題をよい子に消化している次第であります。きっと、2歳の息子も父の背中がいつもより大きく見えているはずです。

ともあれ、世界中の観光客を魅了するとされるNYで生活を送っている私ではありますが、このような状況にありますので、「家のち大学。ところによって図書館。のち家。ときどき日本食定食屋テリヤキボーイ@タイムズスクエア」を繰り返している次第であります。
単調な生活を続けているとはいえ、大学ではオリエンテーション時には工事中であったSternが、驚くべき進捗で次々と完成していき、ガラスのステップの階段が突如現れたり、ピカピカの地下教室が完成したりで時の流れを日々実感しております。


大学の完成したばかりの地下1階の教室。天窓で開放感があります。
土日の休日の間も着実に完成していく光景を見るにつけ、勤勉は日本人だけのものではないのだと驚いたりします。ただし、道端で見かける警官は携帯Brackberryでメールをしていたり、ピザを食べていたりするのでかなり危うげで絶妙なバランスのもと、この国は成り立っているのではないかと思わずにはいられません。


一方、住むアパートの前では、1週間ほど前より家の前にパトカーや警官(注:こちらの警官もやはり携帯いじりと買い食いはやめない。)が増えたなと感じたところ、3日ほど前からはシークレットサービスまでいるので何事かと思ったらご近所の国連で国連総会にオバマ大統領が出席したとニュースで初めて知りました。
国連へと続く42丁目からの道路は、アパートの2ブロック先で検問しており、パトカー、覆面パトカー、消防車、救急車、なぜか土砂を積んだ警察の大型トラック、シークレットサービスの車といった豪華メンバーで封鎖しており、そこに各国代表が警察車両に守られながら走ってくると一斉に封鎖が解除される段取りになっています。その光景を毎朝眺めるたびに、モーゼの十戒と同じだなと妙に感心しつつも、本物のVIP待遇とはこれを言うのだなと感じ入るのでありました。
わたくし、また一つ利口になりました。



今宵も、何台ものパトカーの青や赤の警告灯でアパートの前は歌舞伎町のように賑やかです。
大学前に日本人報道陣ばかりが集まっているので何故かなと思ったのですが、我が国の宰相も国連に出席されたとのことで、NYUには首相夫人がいらっしゃったことを後に日本にいる家族から聞きました。こちらのTV-Newsや新聞で日本が扱われることが殆どないのは、さもありなんといえど、やっぱりさびしいことであります。


家から学校までの通学の間にも、NYだけあって珍しいものを見かけます。

SEX AND THE CITY2の撮影が始まったとかで、たまにロケ現場を見かけます。写真は、違うロケのものですが。とりあえず、通学途中なのと、SATCには低関与なので私は常に華麗にスルーします。



どうやらお姉さんが女優の模様でした。

最寄りの駅のグランド・セントラル駅。
映画『
メン・イン・ブラック2』によれば、この駅のコインロッカーの一つに宇宙人が暮らしているそうですが、そんなことにはお構いなく私は華麗にスルーして地下鉄入口へと急ぎます。
映画『
ドン・サバティーニ』では、オープニングで主人公ケロッグが、同じくニューヨーク大学に通うために上京してくる時に地下鉄に乗り換えようとします。ケロッグは不慣れな都会でホームレスにつまずき階段から転げ落ちますが、私は華麗にホームレスをスルーします。

大学前の公園では、大道芸人や生演奏をする若者であふれております。
先日、何故か世界のナベアツ氏が青空のもと、営業をしておりました。
Law schoolとB-schoolの前の公園でのお笑いの営業は、かなり厳しいのではないかと思いましたが、授業が始まる前だったのでこれも華麗にスルーします。




ブライアンのロッカーが友人にデコレートされて、誕生日を祝われていますが、私は勤勉な学生なのでやはり華麗にスルーして教室に向かいます。
また、レポートの合間の息抜きがてら近況を報告させてください。

2009年9月7日月曜日

The autumn semester starts soon: NYU

こんにちは。二歳児のパパです。
オリエンテーションが終わり、授業が明後日から始まろうとしております。
授業が始まるのに、教科書やケースがついに配布されなかったことを怪訝に思い、メールボックスを漁ったところ、スパムメールに混ざって大学のBook Centerから教科書リストが届いておりました。


英文メールだとspam mailと認識してしまうように学習してしまった私のPCのセキュリティソフトkasperskyのdomesticぶりに、愛おしさと切なさを感じながら教科書リストを確認すると、course packなるケースや教授作成のhandout集ととともに、副読本の指定がされております。
オンラインで頼めばUPSで配達してくれるそうですが、それでは授業に間に合わないのと、いい値段の送料を要求するので、早速、大学のBook Centerに向かいます。



ありました。
山積みされております。
分厚い、重たい、値段が高い、の三重苦で心が折れそうになりますが、このために窮屈なエコノミークラスに乗って日吉からここまできたので、とりあえず買います。




教授のcourse packは、課目によっては750頁ほどあります。そして5,000円~1万2,000円ほどします。なかなかのいいお値段です。
course pack以外の市販の書籍は、Amazon.comで購入することにしました。再販売価格維持制度がアメリカはないので、書籍が割引されて購入できるので大学のBook Centerよりも安いのです。

しかし、驚いたことにAmazon.comは営業日ベースでしか配達をしないらしく、Amazon primeという速達便を使っても授業に間に合いません。
しっかりしろ、Amazon.com。
仕方がないので最後の手段として、図書館で借りようということで大学の中央図書館に向かいます。

ロビーのピカピカに磨かれた大理石に感心しつつも、同じことを考えているウッカリさんに先をこされないように先を急ぎます。

ありました。
返却期限を尋ねると、来年の1月上旬だとのこと。ずいぶん長いな。
それならば教科書全部買う必要ないのではないか.....そんなことを考えながら、とりあえず最初の日までに指定の頁まで読んでくるように要求されているので図書館で早速とりかかります。
どういうわけか、図書館はガラガラです。

新学期早々だからかもしれません。土曜日だからかもしれませんし、マリア・シャラポアが敗れたUS Openが開催中だからかもしれませんし、New York Yankeesが快進撃をつづけているからかもしれません。
...............ひょっとしたら、市長選でかの名物男、Naked Cowboy氏が市長選立候補をあきらめたために多くのNew Yorkerがちょっと失望しているためだからかも知れません。
席はガラガラなのに、真後ろに着席した学生が、缶ジュースを飲むたびに”Ohh....”と云う吐息を洩らす、ヨーグルトをスプーンでカリカリ鳴らしながらすくって食べる、携帯電話を鳴らすなどの試練に耐えつつ、どうにか1科目は閉館前に片付いたのでありました。
帰りに近所で探しても見当たらない生活用品を求めて、デパートのMacy'sに寄りました。
本屋でポップコーンを食べながら立ち読みする人、電車の中で朝食のパンにバターを塗って堪能する人、信号無視を警官に摘発されるも1ドル紙幣を差し出して見逃してくれと買収を図るインド人タクシードライバー...........私はNYに来て以来、驚きあきれることは複数ありました。
しかし、Macy'sでは早くもクリスマス売り場ができていたことには、目を疑ったのでありました。

汗ばむ陽気が続きますが、クリスマスはもうすぐそこのようでございます。
よいクリスマスをお過ごしください。

2009年9月3日木曜日

Life in New York

こんにちは。2歳児のパパです。
今後の方の参考になるかもしれないので、皆様に倣ってNYUにIP留学した場合の生活の一例としてご紹介したいと思います。
NYに到着してしたことは、つぎの5つです。


  1. 入居
  2. 地下鉄・バス共通チケットの購入
  3. 学生証発行手続き
  4. 銀行口座開設
  5. 携帯契約

1は、日系の不動産会社が何かと便利です。短期で、家具つき、掃除機・食器・電話・ケーブルTV・ネット環境・炊飯器等が設置済みという かゆい所に手が届くサービスは日系不動産ならではなのかもしれません。

2は、unlimited ticketという1ヶ月間有効で地下鉄・バスが乗り放題のカードが駅の自販機で購入できます。これがあればマンハッタンを縦横無尽に移動が可能になりますので、当面の生活道具を集めたりするにも便利です。
(タフガイであればマンハッタンを縦横無尽に歩けるとは思いますが、私はunlimited ticketで楽を覚えました)

3は、銀行口座開設に必要なので身分証明書がわりに早期に申請するのが正解のような気がします。

4ですが、NYでATMが至る所にある銀行として、citi bank、bank of america、chaseなどがありますが、大学の近くの銀行で開設すると何かと開設時に親切なようです。私はT/Cと学生証とパスポートを持ってchaseで開設しました。帰る際に、chaseと書いてあるつまらない野球帽をもらいました。被って喜べるほど無邪気にはなれないのですがどうしたらいいのでしょうか。
かっこいいバックを配っていたbank of americaで開設すればよかったと心底後悔しております。
プレゼントに釣られて意志決定するという他にも、開設すると100ドルプレゼントという広告に基づき金銭価値で意思決定するというのも手です。
実際、bank of america、chaseなどは、併せ技でこのアメリカらしいキャンペーンを展開しております。

アパートのポストに入っていたDMです。
$100、OUR GIFT TO YOUとか、わかりやすいんですけど、生々しいというか・・・あれですよねぇ。

5は、アメリカで使える携帯を私は持っていましたので、バッテリーの裏に挿入してあるSIMカードをはずして、プリペイドカードを購入して添付のSIMカードと入れ替えて、オンラインでactivateして使用しております。日本から持ち込んだ大手キャリアのものや成田空港で有償で貸し出している携帯を使うよりもプリペイド携帯をこちらでドラッグストアなどで買った方が短期の場合(数日~1年程度なら)、割安だと思います。20ドルくらいで携帯電話が買えます。さらに、一定通話料金がdefaultでついてきますのでお得です。

私は利便性と安全性をとって今のアパートを決定したのですが、日本で検討する時はNYに土地勘がある同級生に尋ねたり、Google earthで近隣の風景を確認するといいと思います。

最後に私のアパートからの景色です。
よくわかりませんが、名も知らぬ立派そうな建物が林立しております。
写真中央右のガラス張りのビルは国連本部だそうで、2ブロックお隣です。
写真は載せておりませんが外観がいけている、かのクライスラービルも近くに立っております。とはいえ、いずれのビルも私に何かいいことをしてくれるわけでもないので、住む場所を間違えた予感がする昨今でございます。




私に効用をもたらしてくれるのは、eliteという訳のわからない大胆不敵な名前のコーヒーメーカーと、私の中での名店「テリヤキボーイ」で買ってきたお弁当を温めてくれる電子レンジくらいなものです。
お役に立てましたでしょうか。

2009年8月29日土曜日

Arrived in NY.

2歳児のパパです。

25日にNYに到着して、4日目が経過しました。
銀行口座開設や学生証発行、追加ワクチン注射などをして過ごしておりました。

さて、昨日は、下見がてら地下鉄でNYUに行ってまいりました。



教室にはdonationをした方や企業名がついているなど、アメリカらしい趣です。


教室には、肖像画まで掲げる周到ぶりです。

旧KBS図書館(Mobil社の名を冠した図書)にも肖像画があったように記憶しておりますが、肖像画はどこ行ったんでしょうかね。




自販機で飲み物を買おうと1ドル紙幣を入れましたが、飲み込まれたまま何も出てきませんでした。
予想どおり連絡先は書いてありません。さすがです。
ゆすってやりましたが、うんともすんともいいません。
そのくせ、ピクトグラムで「ゆすらない」と書いてありました。
アメリカ合衆国、さすがです。
もしかしたら、NYのいたるところに存在するオブジェだったのかもしれません。
勝手に1ドル紙幣を入れたりして、とんでもないことを私はしたのかもしれません。
悪いことしました。
学校が始まったらオブジェに過って触れたことをDeanに詫びに行かねばなりません。


きっと、右はPEPSI氏という著名な方のdonationで、左はNabisco氏という篤志家からのdonationによるオブジェなんだと思います。


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